
環境との調和を目指して
私たちの事業において、工事の安全や品質の他に大きな課題となるのが環境との調和です。特に沖縄は美しい自然に恵まれ、それは後世に残していかなければならない財産です。しかし時には、この美しい自然に影響を及ぼすリスクを抱えているのが建設業の現場でもあります。
南洋土建では工事中に発生する濁水や廃棄物の適正処理はもちろんのこと、より環境負荷の低い業務の実現に取り組んでいます。それは環境に対する未然防止の技術提案や長期に渡って使用出来る建築物を目指した施工、環境に配慮した資材の選択など、工程の各所に散りばめられています。
汚染土壌浄化処理技術の開発
建設業で最も身近な資材となるのが土壌です。その土壌が油や有害物質等で汚染されていると工期の遅れ、健康被害、土地の価格にも影響します。
南洋土建では、このような汚染された土地の土壌を浄化しリサイクルする事業に取り組んでいます。特に油で汚染された土壌についてバイオレメディエーションによる浄化の実証実験を完了し事業化を進めてます。
バイオレメディエーションとは、汚染土壌を微生物によって浄化処理する方法です。浄化槽や下水処理場でも同様の方法で汚染を処理しています。土壌の場合は土壌中の微生物に窒素・リンなどの栄養を供給し、生育環境を整える事で土壌中の油分の分解を促進させることができます。












